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2013.07.20
期日前投票

今日は明後日投開票が行われる参院選の期日前投票に行ってきました。

期日に来られない理由と住所を書いていざ、投票!候補者と比例政党名を
書くだけですが、何度来ても後ろから監視されているこの独特の緊張感には
慣れないものです。
連日の報道で『ねじれの解消』が確実視され、スムーズな国会運営に期待する反面、
重要法案が簡単な審議で素通りしてしまわないかと懸念も残ります。
今回の選挙の争点は、憲法改正、原発エネルギー政策、道州制、子育て支援等々
ありますが、なんといっても注目度が高いのは経済政策『アベノミクス』でしょう。
安倍内閣発足から半年あまりで総括するのは時期尚早な気もしますが、
「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「民間投資を喚起する成長戦略」の
いわゆる3本の矢によって構成されるアベノミクスについては賛否両論の意見があり、
多くの危険性を秘めているのも事実です。
確かに新政権がスタートして以来、日経平均株価は急上昇を続け、一時1万5千円の
大台に乗り中古車販売においても株の恩恵を受けた一部の投資家(富裕層)の方が
消費したことにより3、4、5月は在庫があれば売れるという時期が続きました。
この現象を僕達の間では『アベノミクスビギナーズラック』と呼んでおり、自分達の
実力ではないことを理解しておりましたので、この期間は足元だけを見るようにして、
気を引き締めて毎日を過ごしていました。
その後は皆様もご承知の通り、一日の値幅が1000~1500円の乱高下を繰り返し、
一時は1万2千円台と大暴落。案の定、超短期のミニバブルが終わり、まだまだ
実体経済につながっていないことが鮮明に浮き彫りにされました。今後、
有権者の実感を伴った景気回復が実現されるかどうかがアベノミクスを
支持する、支持しないを決める大きなポイントになりそうです。
経済も車と同様、景気を引っ張る高トルクのエンジンが必要となります。
そのエンジンとしていつも決まって白羽の矢が立つ大企業。今回も例外なく
大企業優遇政策を加速させ経済の活性化を図ると思います。
そうなると必ず格差の問題が生じるので、選挙後はある程度『痛みを伴う覚悟』を
しておくべきでしょう。まだ決まったわけではありませんが、政権与党の暴走を
抑える意味でも、二院制の良さが出ていた『ねじれ』は必要だったかもしれませんね。
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