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2015.09.16
八ヶ岳 天狗岳登山 後編

なんとか日没までに無事到着。八ヶ岳特有のカラッとした風が気持ちいい。
ザックを降ろして息つく暇もなく、17時半からの夕食に備え食堂に直行。
(前編はこちら)

清潔に保たれている昭和レトロな厨房。

間髪を入れずにまずビール!アルパインムードを盛り上げるオリジナルジョッキ。

素朴な山小屋メニューと乾杯。ガス釜で炊いたご飯がうまい!
久しぶりのアルコール。しみますね~。日が出てるうちからのビールは格別。

席の向かいにいた方と意気投合し、ガイドのM君と3人でヒュッテオリジナルの
『五一わいん』を一本空けました。こういう出会いも小屋泊ならでは。楽しい
時間は過ぎるのが早い。あっという間に消灯の時間。(ちなみ消灯は20時半)
ヘッドランプを使って本を読むも寝落ち。この日は‘おそらく’21時に就寝。

翌朝は5時起床。外は生憎の雨模様。

5時半朝食。朝食の後は至福の一杯。丁寧に豆から挽いたコーヒーは
山小屋とは思えない味。このギャップにやられます。

すでに出発した人も多く、山小屋は驚くほど静か。

古い掛け時計がカチカチと時を刻み暖炉やストーブが何かを語りかけてくる。
八廣堂の新店舗もこういう空間にしていけたらいいなぁ~。

9時半下山開始。

雨雫によって一層苔の美しさが際立つ。

約3時間かけてゴール地点の唐沢鉱泉に到着。今回、僕を案内してくれた
八ヶ岳のスペシャリストM君 ↑ と記念撮影。

最後に来年の赤岳登頂をお願いしたところ快く承諾。歩荷でもある彼は、
下山後すぐさま重い荷物を背負って霧の中を颯爽と駆け上がっていきました。
超人とはまさにこのこと。
今回の山行ですっかり八ヶ岳の魅力に惹きこまれました。シラビソと苔が
織りなす美景や巨石や縞枯れた木々の奇観と八ヶ岳ならではの風景に
感動した2日間。
来年もまた、ドラマチックな八ヶ岳に会いに来たいと思います。
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