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2013.09.22
大人の遠足 長野県松本市『上高地』前篇

『人生を豊かにする輸入車ライフ』をテーマに、輸入車とともに過ごす
こだわりの一日をご提案する企画、大人の遠足。第2回目となる今回は、
日本を代表する景勝地『上高地』をご紹介します。
アルピニストから観光客まで、年間200万人が訪れるという上高地は
標高1500mに位置する国立公園。威容を誇る穂高連峰の大パノラマを
バックに、透明度の高い清流梓川沿いに整備された散策路を歩きながら、
手付かずの自然を存分に堪能することができる山岳リゾートです。
また、日本の皇族をはじめ、各国の大使や芥川龍之介など、多くの文豪や
文人墨客も訪れたことから、どことなくハイソで文化的な雰囲気が流れて
いるのも特徴。
特にお薦めのスポットは、散策路に点在する神秘的かつ幻想的な佇まいの
池や湿原。透き通るような水が池底に沈む枯木や枯葉を映し出し、ゆったりと
した水の流れとともに脈々と続いてきた自然界の時の流れを感じることができます。
この非日常の体験と自然が織りなす造形美が、ハイキングを一層ドラマチックな
ものにしてくれます。
更に詳しくは、この↑プロモーションムービーをご参照下さい。

上高地と言えば河童橋。シンボル的存在の名所だけに、大勢の観光客と
ハイカーで賑わっていました。上高地のハイキングコースは主に3種類。
今回は、ここ河童橋から明神池までを往復する歩行時間3時間余りの
定番コースをセレクト。

橋上から望む穂高連峰。この日は残念ながら、前日からの雨の影響で
視界が悪く、終始山頂には雲がかかっていました。美しくも眼前に
迫ってくるような迫力の山容。

ハイキングの前に腹ごしらえ。河童橋たもとにあるホテル、『五千尺ホテル』に
事前予約しておいた特製弁当。見た目は素朴ながら、流石にリゾートホテルの
弁当は美味しい。

混雑の河童橋を横目に梓川左岸に渡り、ゴール地点の明神池まで、いざ出発!
ファミリーのハイカーも多く、子供たちがおじいちゃんおばあちゃんの手を
引っ張って、元気に歩く姿がとても印象的でした。高原に吹く涼風とともに
清々しい気持ちに。

砂利道を抜けると、綺麗に整備された木道が続く。緑鮮やかな白樺とカラマツの
原生林。野鳥のさえずり、水のせせらぎが木霊する、ここは紛れもなく自然が
造りだす癒し空間。

木道を更に進むこと20分。最初のビューポイント、岳沢湿原に到着。どうぞ写真を
撮って下さいと言わんばかりに設けられたウッドデッキには、沢山のアマチュア
カメラマンがシャッターチャンスうかがっていました。



観る人の心を掴んで離さない幽玄な趣。生命の源であるこんこんと湧き出る清流、
それとは対極的な立ち枯れの木々。まさに自然循環の構図が凝縮されたような
風景が広がる。

湿原の向こうに聳え立つ六百山。

湿原を後にして先に進むと笹に覆われた緑の小道がしばらく続く。



山に降った雨が川に流れ出る。先程の湿原とは打って変って急流。時として
荒々しさを見せてくれるのも自然の醍醐味。

コースの三分の一を終わったところで、ちょっと一休み。マイナスイオンの
シャワーが降り注ぐ森の中は空気が美味しい!
まだまだ見どころたっぷりの上高地。後編に続く…
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