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2013.08.23 哲学
お盆休み中、観る機会が多かったニュースやワイドショー。そこから感じたことを
少し書かせていただきます。




福島の汚染水流出問題、消費増税の使い道の是非、主には医療費負担を含めた
社会保障改革、全国各地での猛暑や豪雨etc…。この目まぐるしく変化する社会
情勢を観ていると、知らず知らずに浮足立っている自分に気付く。




少し哲学的な話になりますが、僕はいつも急速に変化する現代社会に惑わされる
ことなく、仕事も人生も哲学を持って自分の信じた道を突き進んでいきたいと
思っています。




とはいえ、哲学を貫くということは口で言うほど簡単ではありません。ですから僕は、
いつもきまってあることをイメージするようにしています。




それは『外側を向いている二つの目をクルっと内側に180度回転させ、
自分の中を見る』このようなイメージを持って毎日を過ごしています。




隣の芝は青く見えるもの。仕事で言えば、外を見始めると儲かっている会社や
売れている会社の『表面的』な成功例ばかりが目につくようになり、『潜在的』
に真似の意識が働く。誰かが何かで成功し、儲かり始めると直ぐに真似をし始める
人が後を絶ちません。




潜在的だから尚更たちが悪く、全ての意思決定が真似ている相手任せになっている
ことに気付けなくなってしまう。これでは『イノベーション』は愚か、その源である
新しい発想は生まれません。




昔、松下電機がマネシタ電機と言われていた時代があったように、コピーでも売れていた
時代があった。しかし最近は、コピーをしても売れる時代では無くなっている。




その理由は何か?それはインターネットの急速な普及により、瞬時にリアルタイムで
ありとあらゆる情報を手に入れることができる、いわゆる情報化社会になったからだと思う。




要するに、極端に情報量が増え、我々消費者が真似を真似として認識できるようになった。
昔は情報量が少ない。ゆえにコピーでも知らない人は買っていた。裏を返せば今は『本物』
しか売れない時代に入ってきている。




情報量が増えれば増えるほど、隣の芝が“より”青く見え、周りに振り回されやすくなる。
そんな時代だからこそ、僕は『外を見ずに内側を見る』ことを大事にしていきたい。




ビジネスはモノ+サービスの時代。競争意識が強くなると、モノの良し悪しや価格ばかりに
固執するようになり、どうしてもサービスが疎かになる。そんな時、外ではなく内を見つめる
ことによってお客様が何を求めているのか、お客様にとって何が最善か、今すべき事が自ずと
見えてくる。競争したり、誰かの何かを追いかけていても『オリジナル』は生まれない。
従ってそこに労力を費やすのは時間がもったいない。




地に足を付け、ブレずに自分達の『ストロングポイント』を伸ばしていくことが、結果的にお客様
にとって良いサービスにつながっていくのだから。




とりとめのない話になりましたが、このお盆休み中に何気なく考えたことを書いてみました。




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